【ぴおん流】ざっくりお絵描きメイキング【④肌の塗り編】
線画編
下塗り/背景編
瞳の塗り編
こんにちは。全開の記事(瞳の塗り編)から40日も経ってしまいました。
あれから結構忙しくて着手がままならかったです;
最も、そのまま塗り続行していたんですがPCの不良でSAIが固まってしまい、肌と髪の塗りデータが消えてしまったんですよね。
おかげでもっと良い塗りが出来たと思うのでそれはそれで全然OKですが…
てなわけで今回からは結構本番な感じ、
肌の塗り編に行きたいと思います。
さくさく行きます。工程はあまり多くありません。
※分かりやすく説明する為にレイヤー分けを沢山していますが、基本は『見て描く』スタイルなので一枚で完結させることもあります。ていうか普段仕事で絵を仕上げる際、下地と影とハイライトくらいしか分けないですw
ただ、細かいデータが必要だったり修正があったりするとやっぱり別れてた方が安心かもしれませんね。PCのスペックやレイヤーのまとまりなんかと相談しつつ自分流のやり方を模索してみて下さい。ぴおん流を参考にしつつ。
下地の上にレイヤーを作り、淡めの肌色を入れて立体感を出します。
我々はこれを1影と総称しております。
1影の書き込みで肌の凹凸が大体決まってくる感じはします。ペンとエアブラシ、ぼかし等を使って柔らかく、それでいてメリハリのしっかり効いた塗りにしていきましょう。
特に女の子キャラなんかの肌は繊細なので、フェチを込めて塗り込むと良いでしょう。
ちょっと濃い目の色で2影を塗り込みます。肌の場合これは2影のうちに多分入らない…wまぁわかりやすいのでそんな感じで。
1影の上を単純に塗りつぶすんじゃないよ!それだったら最初から塗ったほうがいいでしょ。
あくまで立体感とかを重視していきます。てか今回は肌の割合めっちゃ少ないからあんま参考にならねえw今度肌多めのメイキングを出したいと思いますw
調整レイヤーみたいなのを作って調整していきます。特にエアブラシなんかを使って自然な感じにしていきます。
このキャラクターは特殊で、肌色も髪色も驚くほど白い設定なので調整する必要がありますが、普通に肌塗る程度だったらさっきの時点でだいぶ完成されますね。
まぁそこは自分の目を信じて頑張るんだ。
落影をつけます。
肌の上に物体がある時は、光源とは逆方向に影が付く事を落影といいます。
これの有無だけでだいぶ説得力が違いません?ちょっと上にスクロールして見比べてみてくださいな
ちなみに影というのは対象が近いほどはっきりして、離れるとその分薄くなり、輪郭はぼやけます。変にリアルテイストを求める訳ではないんだったら不要ですが、なんかちょっといい感じの絵を目指すんだったら凝ってみても良いのでは無いでしょうか。
てか今回説明多いな。
頬の赤らみとハイライトを追加しました。
立体感というのはハイライトが無いと始まらないんですよね。ハイライト大事。
えっ、わかりにくい?そうだよね。ちょっとパーツごとに見てみようか
これが手。私は手が好きなので結構塗り込んじゃいます。(後で指にハイライト足します)
とりあえずアウトラインというわけではないんですけど大体こんな感じです。入れすぎると不自然かも。場合による←
足です。今回は足が見えるような絵じゃないんで表現は控えめですね。足も結構塗り込むといい感じに映えます。後でry
あ、ちなみになんですけどキャラ全体塗り終わった後、背景とかと馴染ませる時にまた手を加えます。場合によってはこの時点で環境光の反射とか入れたりするんですけど。ちょっと今回はキャラ塗りが終わった後背景も加筆するんで仮みたいな状態です
…あ、普通に背景なしのキャラ絵とかだったら全然これで十分かと思います!
顔です。輪郭と鼻、頬です。口にも一応入れてるけど目立たん。
がっつり女性の絵を描くときリップの表現とかするんだったら、ツヤプルのハイライト表現をしてあげるといいかもですね
以上が肌の塗りになります。
次回は髪の毛です。髪の毛…!難易度高いですよね。がんばりましょう!
では。
次回